サロン経営 / 在庫管理

美容室の在庫管理システム比較【2026年版】

2026年8月3日

美容室向けの在庫管理システムは、大きく分けて「汎用型の在庫管理ツール」「POSレジに在庫機能がついたもの」「美容室に特化したツール」の3タイプに分かれます。それぞれの特徴と、どんな店舗に向いているかを整理しました。

汎用型の在庫管理ツール

zaico
スターター 月額8,980円(税込9,878円)〜

バーコード・QRコードでの入出庫記録に強みがあり、業種を問わず幅広く使われているクラウド在庫管理サービスです。2026年6月にプラン体系が刷新され、無料プランが廃止。新規契約は月額8,980円からのスタータープランが最安となりました。美容室特有の「カラー剤の色番号・容量ごとの管理」や「不動在庫の自動検知」といった機能は、標準では用意されていません。

向いている店舗:複数拠点をまたいで在庫を一元管理したい、ある程度の規模がある事業者。逆に、小規模な個人サロンにとっては、月額の下限が上がったことで導入のハードルが上がっています。

POSレジ一体型ツール

スマレジ
プレミアムプラン 月額5,500円〜(在庫管理機能利用時)

会計・売上管理と一体になったクラウド型POSシステムです。無料の基本プランはレジ機能のみで、在庫管理機能を使うには月額5,500円のプレミアムプラン以上への加入が必要になります。より高度な在庫・仕入管理が必要な場合は、月額15,400円のリテールビジネスプランが用意されています。

向いている店舗:会計とレジ運用を1つのシステムにまとめたい店舗。ただし、在庫管理はあくまで付随機能という位置づけで、美容室特化のAI機能などは搭載されていません。

美容室特化型ツール

ZAIKOCCHI
無料プラン 〜 月額10,000円(商品管理数に応じた5段階)

美容室・サロンに特化して設計されたAI在庫管理システムです。直近の出庫データから適正在庫を自動で計算し、動いていない不動在庫を金額付きで自動抽出します。過去の納品書・請求書をAIが読み取って商品登録を支援する機能や、使い切ったら1タップで在庫を更新できる仕組みなど、現場の運用に合わせた機能を持っています。

向いている店舗:商品数が多く発注業務に時間がかかっている店舗、稼働率が高く在庫を見返す時間が取りづらい店舗。

機能比較表

  ZAIKOCCHI zaico スマレジ
無料プラン ×(2026年6月廃止) ◯(在庫管理機能は対象外)
最安の有料プラン 1,000円/月〜 8,980円/月〜 5,500円/月〜
AIによる適正在庫の自動計算 × ×
不動在庫の自動抽出 × ×
納品書のAI一括取込 △(CSV取込のみ) △(CSV取込のみ)
美容室特化の設計 ×

※料金・仕様は2026年8月時点の情報です。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。

結局、どれを選べばいいか

複数の業種・複数拠点をまたいで在庫を管理する必要がある事業者はzaicoのような汎用ツールが向いています。会計・レジ運用ごとまとめたいならスマレジのようなPOS一体型が合っています。

一方で、「美容室特有のカラー剤・薬剤の管理をしたい」「発注業務そのものに時間を取られている」「不動在庫がどれだけあるか把握できていない」という悩みが中心にあるなら、美容室特化型の在庫管理システムZAIKOCCHIのように、汎用ツールを美容室向けに無理やり運用するよりも、導入後のギャップが少なくなるツールを選ぶ方が現実的です。

まずは無料プランで、棚の状態を見てみませんか。

決済手段入力不要。1分で始められます。

無料プランで試す
あわせて読みたい

不動在庫とは?美容室が知らずに損している在庫の話
なぜ美容室で不動在庫が発生しやすいのか、その正体と対策を解説しています。

発注業務が一瞬で終わる理由。美容室の「数える時間」をなくす方法
発注業務がなぜ時間がかかるのか、その原因と改善方法を解説しています。

美容室開業時に知っておきたい在庫管理の基本
開業準備中・開業したばかりの経営者向けに、在庫管理の基本を解説しています。

カラー剤・薬剤の在庫管理でよくある失敗例
色番号の管理、使用期限、まとめ買いなど、現場でつまずきやすいポイントをまとめています。


← ブログ一覧に戻る